【鐔A1】臨川堂 辻充昌 在銘 金印 西行遊行柳図鐔 堅丸形四分一地 磨仕立 象嵌色絵 刀剣美術掲載 桐箱入 2024 送料込

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【鐔A1】西行遊行柳図鐔 在銘 臨川堂充昌 桐箱入 送料込み!西行遊行柳図鐔、在銘臨川堂充昌、金印、堅丸形四分一地、磨仕立、高彫・薄肉彫・片切彫、象嵌色絵、両櫃孔、桐箱入りです。


大変素晴らしい出来栄えの江戸中期の金工鍔です。刀剣美術第514号の21ページに、ほぼ同じ鐔が掲載されています。


遊行柳(ゆぎょうやなぎ)とは、室町時代、時宗十九代尊酷上人(=遊行上人)がこの地(栃木県那須町)を訪れた際、柳の精の老翁を念仏で成仏させたという伝説から、能楽や謡曲の題材に使われています。


謡曲の「遊行柳」は西行が詠んだ和歌を主題に創作されたようで、与謝蕪村や松尾芭蕉も作品を残しています。そういった背景から、遊行柳の下で眠る西行法師の図の鐔が生まれたとされています。


全てにおいて大変な技量の高さが窺えます。作者は近江金工の名工「臨川堂充昌(りんせんどうみつまさ)」です。国友鉄砲鍛冶の一族の生まれで、横谷宗與(与)に弟子入りし、その後諸派の技法を習得しています。


特に笠や草鞋の質感は、とてつもない細かさで、人間業とは思えないまさに超絶技巧です。経年の汚れ、スレ、変色などが見られますが、比較的よい

刀剣美術によりますと、同じ構図のものは四点確認されており、一つは根津美術館蔵のようです。有名絵師の英一蝶の絵が元になっており、画題の良さと作者の腕が良かったため注文が多かったと推測しています。


光の影響により、色が微妙に実物とは違って見えます。また、パソコンやスマートフォンのブラウザによっても多少の違いがございます。


※色や大きさが思ったのと違う、などの落札者都合の返品は受付できませんので、ご注意下さい。


サイズ
縦:7.20cm、横:6.75cm、切羽台の厚さ:約4.5mm、耳の厚さ:約3.1mm、重さ:約130.0g
茎孔、縦:2.52cm、横:8.1mm


送料込みです。鍔立て(皿立て)は、付属しません。刀剣美術第514号はお付けします。


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