2024 【まさかのレア美色】マイバチ用 “極上多色”本紫檀丸棒

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商品情報

【商品内容】写真の丸棒1セットの価格です。写真7-10には共木で作成したマイバチ等、仕上げの状態や色味をイメージしやすいよう掲載しております。ご参考までに。材名:本紫檀(Dalbergia cochinchinensis)長さ:385mm径:18mm重さ:86,87g本紫檀はこれまで数多く扱ってきましたが、今回大変珍しい色調が広範囲に出た、面白い板材が手に入りましたので、特に派手な部分だけを良いとこ取りした贅沢な丸棒を作成してみました。写真をご覧頂ければ一目瞭然ですが、大雑把に言って赤、緑、金、黒の四色が確認でき、所によりそれらが混じりあった複雑な色味やうっすら杢まで楽しめる、非常に面白い個体です。通常本紫檀の色味は、若めの個体で明るい橙褐色~小豆色、古い年功のいった良材でも深い墨色のほぼ「単色」であることが大半です。稀に黒地に鮮やかな紅が入った個体が出ることがあり、このような本紫檀はその美しさから愛好家に特に人気がありますが、本品程の多色は紅入りを遥かに上回る珍しい現象だと言って良いでしょう。何故このような色が出たのかは不明ですが、今回の多色が出たのは元の板材の中でも、芯周りの部分のみに集中しており、樹皮寄りの外側部分はほとんどが通常の小豆色でした(写真参照)。芯周りの部位とは、樹木の発生から十数年程度までの、初期の若い時期に形成された部位です。樹木の木質は若齢の幼木の時期と、成熟後の時期に形成された部位ではその構造に違いがあることが知られており、主に初期形成材の方が組織が粗く、柔らかく、心材成分の蓄積が少ない等の違いがあるそうです。本品の色についても推測ですが、初期形成材特有の不安定さが絡んで偶発的に発現した色調ではないかと思います。部位の特性でもありますが本品は通常の本紫檀よりも気難しいです。重さこそ通常の部位より少し軽めですが、木理の交差が複雑で非常に加工性が悪いため、切削時は慎重にお取り組み下さい。力任せに削りますと、節や両逆目に当たりえぐれが頻発します。上級者様向けの材ではありますが、他に類を見ないド派手なバチをお求めの方に、是非ともオススメさせて頂きます。当然、現品のみで追加は一切無しの貴重材です。ご検討ください。

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