三葉虫はアンモナイトと並び人気のある古生物で、一万種とも言われる多種多様な形態をもち、数億年もの長い間、古生代に大繁栄した絶滅種です。この標本は、古の超大陸ゴンドワナの名を冠するGodwaaspis (ゴンドワナスピス) という種類です。頭部辺縁部から伸びた櫛状のフリルと、トゲだらけの角ばったフォルムが特徴的で、名前負けしない堂々たる風格を持っています。本種は市場に出始めた頃から希少でしたが、新規標本が出てこなくなって久しく、既に幻種になっています(国内ディーラーのネットショップに一点在庫があります。21年3月現在)。本標本は写真でもわかる抜群の質感で、最大の特徴のフリルや表面の微細な突起が明瞭に剖出されています。それもそのはず、仕上げをしたのは世界一の腕との呼び声の高いトップ技師です。これまでキャビネットに飾って楽しんできました。同好の方にお譲り致します。一期一会の標本です。種名:Godwaaspis sp.時代:Middle Devoia産地:Jbel Issoumour, Morocco本体:33 x 28 mm母岩:140 x 115 x 33 mm化石標本が増えすぎて管理できなくなってきたので、マイコレから三葉虫を中心に放出していきます。私には二度と入手できないレベルの貴重な標本もあります。一定量販売後は、出品を取り消す場合もございます。ご了承下さい。キーワード:化石、恐竜、アンモナイト、鉱物、岩石、生物、古代