有吉佐和子 「非色」 初版本・昭和39年・中央公論社・帯 2024

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著者プロフィール 日本の小説家、劇作家、演出家。和歌山県和歌山市出身。日本の歴史や古典芸能から現代の社会問題まで広いテーマをカバーし、読者を惹きこむ多くのベストセラー小説を発表した。カトリック教徒で、洗礼名はマリア=マグダレーナといった。 横浜正金銀行勤務の父の赴任に伴い、佐和子は小学校時代を旧オランダ領東インドのバタヴィアおよびスラバヤで過ごした。大学在学中に同人誌『白痴群』、第15次『新思潮』に参加。1956年に『地唄』が文學界新人賞候補、ついで芥川賞候補となり一躍文壇デビューを果たした。翌年の1957年には『白い扇』が直木賞候補になっている。初期には主として日本の古典芸能を題材とした短編が多いが1959年、自らの家系をモデルとした長編『紀ノ川』で小説家としての地位を確立した。 1970年代に入ると代表作となる『恍惚の人』や『複合汚染』が大きな反響を呼び、いわゆる「社会派」的イメージが定着した。『ウィキペディア(Wikipedia)』 「色に非ず―。終戦直後黒人兵と結婚し、幼い子を連れニューヨークに渡った笑子だが、待っていたのは貧民街ハアレムでの半地下生活だった。人種差別と偏見にあいながらも、「差別とは何か?」を問い続け、逞しく生き方を模索する。一九六四年、著者がニューヨーク留学後にアメリカの人種問題を内面から描いた渾身の感動傑作長編!」紀伊国屋書店 中央公論社・昭和39年8月初版発行の有吉佐和子「非色」帯付きです。装幀は中村洋子です。三方は黒染装です。本作品は河出書房から文庫本がでていますが、単行本の初版・帯付きは希少となっています。 経年のヤケがカバーの背に少しありますが、本文にはシミはなく、書き込みや蔵書印などもありません。 58年前の古書であることをご理解の上、購入の検討をお願いいたします。 ※有吉佐和子の以下の作品も出品しています。 悪女について ふるあめりかに袖はぬらさじ 紀ノ川 真砂屋お峰 三婆(さんばば) 開幕ベルは華やかに 鬼怒川

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