高級輪島 縁金黒塗松鶴亀沈金 蓋付椀 5客揃        天然木  昭和初期 2024

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#九十九の漆器アウトレット5客セットの価格になります。昭和八年と箱書きあると共箱から出てきた沈金高級輪島塗の5客揃いのご紹介です。(箱は時代証明の為、撮影したものでつきません。)表面に松鶴裏に見返し沈金亀が沈金で吉祥紋として彫られており正月や慶事の際に季節をとわず、使えるデザインです。この時代の輪島は沈金のレベルがとても、高いと思える事が多くこちらもかなり繊細な彫りなのが見てとれます。状態は、椀に擦れ、傷多少ありますが、漆剥げなし焼なしで漆もかなり綺麗に残っており茶懐石や慶事に来客時に出しても、十分すぎる状態です。キラリと光る沈金と縁金陰翳礼讃の世界で使ってあげたい御品です。おまとめ買いで安くなります。---------------------以下.こちらの品が本漆かどうかの考察になりますので興味がある方のみご参照下さい。---------------------時代と共に透き漆になっている椀は本漆の目利きは比較的簡単ですが、一番難しいのが、このように表面がまだ塗りたて近いような状態で残っている漆碗のものです。出品の際に似たような状態の江戸のデッドストック明治のデッドストックの椀と比較してみましたが、僅かな光の反射から80年前のこちらでもやはり漆に少しの混ぜ物が入っているように思われます。(写真10参照)右が明治の椀の蓋左が本品漆掻き職人のデータを見ても明治10年に1万人いた漆掻きの大正の頭には1000人を切り、昭和の頃には更には少なくこの頃にはすで輸入の漆に頼らざる負えない事実と本漆以外の混ぜ物が使われていた事が推測されます。同じく、木地師の仕事も江戸、明治期にの漆碗に比べると甘くなっているのが椀の造形に伺えます。100%天然本漆と木地師による轆轤の造形を重視する#九十九の漆器では高い評価を与えられず少し価格を抑えてます。ただ現在一般的に売られている輸入漆テカテカの輪島塗よりかははるかに質が良く、世間的には高級輪島沈金と扱われるお品です。時代の割には状態も大変良いので5客揃いで抑えたい方にはオススメの品です。

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