『現代短篇小説全集』その実「若草」等の合本です。函、本冊の端にテープ剥し痕あり。剥し痕が不美ですが、特段イタミがひどいわけではなく、中身（雑誌）は良好で綴じも問題なし。・「令女界」昭和4年1月号（8巻1号）。186ページ。目次、奥付、巻末広告欠。・「若草」昭和4年6月号（5巻6号）107ページ。目次半分（前半部文）欠。奥付あり。・「若草」昭和4年7月号（5巻7号）123ページ。目次、奥付あり。・「若草」昭和4年8月号（5巻8号）119ページ。目次、奥付あり。・「文学風俗」昭和4年6月号（2巻6号）文学風俗社。61ページ。目次、奥付あり。・「若草」昭和3年12月号（4巻12号）80頁。目次、奥付あり。の6冊を上の順に一冊に合冊したもので、総目次のようなものはなし（函平に「内容の一部」はあり）。「現代短篇小説全集」を謳ってはいるが、口絵、詩、随想、映画物語、投稿その他雑誌のまま収録（例外的欠損箇所は上参照）。いずれも表紙裏表紙は収められておらず、夢二表紙がないですが、夢二の挿絵、カットは多数。
目次がない「令女界」昭和4年1月号の主要目次・・・口絵は閨秀画家特集で50名ほどの顔写真とその作品（カラー含む）、西條八十「たのしき旅」、川路柳虹/竹久夢二「春を呼ぶ」、水守亀之助/岩田専太郎「雪に映る灯」、倉田百三/田中良「やはらかい雪」、池谷信三郎/竹久夢二「妻よ！」、水木京太/加藤まさを「鈴蘭の卓」、佐々木味津三/岩田専太郎「雪の音楽」、萩原朔太郎「詩の作り方１」、江馬修/蕗谷虹二「悩みをとほして（承前）」、北村寿夫/加藤まさを「真珠の箱」その他、
目次前半部欠の「若草」昭和4年6月号の主要目次・・・神近市子「坂の上の幻想」、藤澤桓夫「純潔の哲学」、松村みね子「五月と六月」その他
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