① 栖鳳の印譜集は、原田平作編と平野重光編が知られており、栖鳳次男・四郎氏がまとめた巻物を底本としている。 ② 右①は近年改変・追加され、印影数は414を数える。但し右平野重光編は、縮小版印刷で実寸が判らないのが難点・欠点のこと(偽印製作予防のためと思われしこと)。 ③ 右①の内、85印は魯山人篆刻(製作)と知れるが、残る329印は製作者が不明なこと。また右から漏れた印影資料を発見することが今後の課題であること。 ④ 北大路魯山人篆刻の85印は、彼が自ら編集した(1920大正九年)「栖鳳印存」で知れるが、右資料本は市場で入手困難なことから、1981昭和56年に、五月書房が限定500部で初版発行なされしこと。今やそれも入手困難になりつつあります。 ⑤ 本品、「栖鳳印存」所載の北大路魯山人篆刻の85印だけは実寸で表示されているので、筆者は右①所載の魯山人篆刻85印とそれ以外の329印を比較することで正しい縮尺率を割り出すことができた。而して右②の難点・欠点を補うのに本品「栖鳳印存」が必要となりしこと、以って鑑定家や研究者・美術業者必携の貴重な鑑定研究用の希少本たることも特記しておきます。
3.本品の仕様と状態は、画像ご覧の通り;
① 二冊揃い、縦長の和装本です。 ② 各本と帙(ちつ=タトウ箱)の表紙題字「栖鳳印存」は、魯山人筆と印が転写されています。 ③ 三面観音開きの濃紺布製の帙に収められています。 ④ 段ボール製の外函は、十字開き二重ケースになっております。 ⑤ ご覧の通り後付けに、限定五百部のうちの246番を証する印付シールが貼られております。
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限定版 竹内栖鳳印譜集「栖鳳印存」北大路魯山人篆刻85印 初版全2冊揃 和装本 限定500部内246番シール印付 昭56五月書房 詳細画像有◆y591
【本作品について】
1.北大路魯山人が、仲の良い竹内栖鳳のために篆刻なされた全85印所載の正統な公式印譜集です。
41年前は1981昭和56年に、五月書房が限定500部で初版発行(当時定価16000円)されました。コレクター、鑑定家。研究者ら必携の希少な印譜資料です。十数年前、美術史研究用に神田古書店で筆者が3万円で購入した貴重本です。
2.参考までに竹内栖鳳の印譜集の現状を以下解説しておきます。
① 栖鳳の印譜集は、原田平作編と平野重光編が知られており、栖鳳次男・四郎氏がまとめた巻物を底本としている。
② 右①は近年改変・追加され、印影数は414を数える。但し右平野重光編は、縮小版印刷で実寸が判らないのが難点・欠点のこと(偽印製作予防のためと思われしこと)。
③ 右①の内、85印は魯山人篆刻(製作)と知れるが、残る329印は製作者が不明なこと。また右から漏れた印影資料を発見することが今後の課題であること。
④ 北大路魯山人篆刻の85印は、彼が自ら編集した(1920大正九年)「栖鳳印存」で知れるが、右資料本は市場で入手困難なことから、1981昭和56年に、五月書房が限定500部で初版発行なされしこと。今やそれも入手困難になりつつあります。
⑤ 本品、「栖鳳印存」所載の北大路魯山人篆刻の85印だけは実寸で表示されているので、筆者は右①所載の魯山人篆刻85印とそれ以外の329印を比較することで正しい縮尺率を割り出すことができた。而して右②の難点・欠点を補うのに本品「栖鳳印存」が必要となりしこと、以って鑑定家や研究者・美術業者必携の貴重な鑑定研究用の希少本たることも特記しておきます。
3.本品の仕様と状態は、画像ご覧の通り;
① 二冊揃い、縦長の和装本です。
② 各本と帙(ちつ=タトウ箱)の表紙題字「栖鳳印存」は、魯山人筆と印が転写されています。
③ 三面観音開きの濃紺布製の帙に収められています。
④ 段ボール製の外函は、十字開き二重ケースになっております。
⑤ ご覧の通り後付けに、限定五百部のうちの246番を証する印付シールが貼られております。
4.コンディションは、美本です。帙(ちつ=タトウ箱)状態良し、なお段ボール製の外函に小イタミ有り(画像参照)
以上の通りです。筆者推奨の逸品でございます。どうぞよろしくお願い致します。
【略歴】
竹内栖鳳
日本画家。本名恒吉。京都市生れ。幸野楳嶺に学び,1890年ころから京都画壇の新進作家として注目され,1900年―1901年欧州遊学。1907年文展開設とともに審査員となり,《雨霽(うせい)》《アレ夕立に》《おぼろ月》など意表をつく話題作を次々に発表。京都伝統の円山派、四条派を基礎に,各派の流儀を自在に消化し,油絵の描写法も摂取して日本画の近代化を進め,洗練された軽妙な画風をひらいた。西山翠嶂,上村松園,西村五雲など門下生は数多く,京都画壇の指導者としても功績を残した。1937年文化勲章。
北大路魯山人 きたおおじ-ろさんじん
1883-1959 大正-昭和時代の陶芸家。
明治16年3月23日生まれ。生家は京都上賀茂神社の社家。書と篆刻(てんこく)で身をたて,古美術,陶芸,料理を研究する。大正14年東京麹町に料亭星岡(ほしがおか)茶寮をひらく。のち鎌倉の星岡窯で食器制作をはじめ,志野,備前,織部などの技法をいかした豪放な作風で知られた。昭和34年12月21日没76歳。本名は房次郎。
ぜひ掲載画像にて本作の魅力をご堪能下さいませ
(「本品付属資料」と記載のある画像が掲載されている場合は落札者様に該当画像のコピーをおつけ致します)
【内容】
初版全2冊揃 和装本 限定500部内246番シール印付 昭56五月書房
和装本寸法:26.3x12㎝ 帙(ちつ=タトウ箱)&外箱(段ボール)入り
【状態】
美本、段ボール製の外函に小イタミ
※くれぐれも画像にて詳細をご確認頂き
ご納得された上でご入札頂きますよう宜しくお願い申し上げます
【発送について】
ゆうパックの【送料着払便】にて送付いたします
※元払発送による過剰な送料請求を避けるため、送料は着払でお願いしています 。
※落札価格が1点で50万円(税抜)を超える場合、御礼の気持も含めまして送料を≪日本全国完全無料≫とさせて頂きます (160サイズ以下での発送に限る)。
【絵画の出品に関するルール】
【真作】
本物であると断定できる作品
【模写】
・わずかでも真作ではないと疑いのある作品
・作者不明の作品
・所定の鑑定機関の無い作品
・当方で判断出来ない場合も含まれます
→上記および「真作」と明記していないものは全て模写といたします
商品タイトルや商品説明に【真作】と明記のある作品につきまして
公定鑑定人、あるいは公定鑑定機関で、真作でないという判断がなされた場合は
下記に基づき落札代金を返済の上、返品に応じます
(但し、画廊等・美術商・第三者・自称目利きの方などの非正規鑑定は保証対象外と致します)
商品タイトルや商品説明に真作とあるものについて
鑑定を行う場合は、商品落札日から5日間の間に鑑定する旨をご連絡ください
5日間の間にご連絡の無い場合は保証対象外となりますので特にご注意ください
ご連絡頂いた商品については
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その場合、所定鑑定人など責任ある専門鑑定機関の鑑定書か鑑定領収書をご提出下さい
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尚、ご返品頂いた作品の状態を確認致しました後に、落札代金をご返金させて頂きます
鑑定を希望される方は、ご自身でのお手続きをお願い致します。鑑定代行は致しません
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・状態説明に関しましては常々分かりやすい記載に努めていますが、
時代を経た骨董品・美術品という性格上、
言葉では説明しきれない時代の擦れや古格等も当然ございます
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