【初版本】 魔女の法廷 2024 : ルネサンス・デモノロジーへの誘い

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魔女の法廷 ルネサンス・デモノロジーへの誘い平野隆文岩波書店 2004 初版魔女を火刑台に送った法と物語とは何か.悪魔学・魔女学の16世紀を代表する三つの書物を読む.魔女裁判マニュアル,近代的国家観に基づく魔女の存在証明の書,そして啓蒙よりは文学趣味をにじませた医学的魔女論―魔女を造形し,世俗の法廷へと召喚したテクストに,ルネサンス精神のもう一つの系譜を捉える.「書物としての魔女」論.あなたの隣りに、悪魔と魔女がいる。この信念を支えた言葉の戦略とは何だったのか。魔女を召喚し断罪した、法廷としての書物。その告発と弁論に浮かび上がる、知られざるルネサンスの闇の顔とは何か。火刑台と共にあった中世末期からルネサンス期にかけての、三つのベストセラーを読む。異端審問官の手になる『魔女への鉄槌』、世紀最大の人文主義者ジャン・ボダンによる魔女弾劾の書『魔女の悪魔狂』、そしてプロテスタントの医師ヨーハン・ヴァイヤーの魔女狩りへの異議申し立ての書『悪魔による幻惑』。これらの書物は「いかに」して悪魔と魔女を語ったのか。その論理とレトリックを丹念にたどり、背後に潜む中世神学的な、あるいは近代法学的・医学的な発想の枠組みを明るみに出す。デモノロジーの書物が織り上げた魔女像から、時代の世界観が浮かび上がる。(版元紹介)目次序章 悪魔のいるルネサンス第1章 末期スコラの魔女学-『魔女への鉄槌』考第2章 魔女観と国家観の交差へ-ジャン・ボダンの『魔女の悪魔狂』第3章 魔女学の論理から文学へ-ヨーハン・ヴァイヤー『悪魔による幻惑』第4章 法と魔女-ボダンの「ヨーハン・ヴァイヤーの意見への反駁」終章 悪魔と魔女の世俗化絶版 希少本カバー、天、小口、底にやや汚れが見られますが中はとてもきれいです。#平野隆文#人文 #社会#歴史#16世紀#ルネサンス#悪魔学#魔女学#中世神学#近代法学#近代医学#信仰#宗教#神学#国家#悪魔#サタン#魔女#世俗化#裁判#法廷#異端審問官#火刑台#スコラ#『魔女への鉄槌』#国家観#ジャン・ボダン#『魔女の悪魔狂』#論理#レトリック#議論#文学#書物#ヨーハン・ヴァイヤー#『悪魔による幻惑』#デモノロジー#社会学#民衆#幻覚#契約#自然#本 #BOOK

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